アンチエイジングの定義や関連情報

2022年1月20日

当サイトでは、アンチエイジングに関連する種々雑多な情報を集めています。
そもそもアンチエイジングとは何を意味するのかという言葉の定義から、日本を中心とした社会の高齢化や長生き傾向、そして実践のための方法や情報などを調べてみようと思います。

アンチエイジングのイメージ

アンチエイジングという言葉の定義

アンチエイジングをそのまま日本語にすると、「老化や加齢(エイジング)に抗う(アンチ)」といった意味合いになります。抗老化や抗加齢、あるいはそれらに対する予防といった意味もあるでしょう。
主に美容や健康、医療関連で使われるワードで、Weblioという辞書サイトにアンチエイジングの具体的取り組み事例が載っているので、その一部を抜粋してみます。

実用日本語表現辞典からの一部抜粋

アンチエイジングのための取り組みの方法は多種多様である。食事・運動・サプリメント・医療、その他の生活スタイルまで、「老化を少しでも食い止める試み」という意義が見出されるものなら、あらゆる取り組みがアンチエイジングに該当することになる。肌の手入れ(基礎化粧品選び等)の話題では「エイジングケア」という言葉が用いられる場合もままある。エイジングケアは「年齢に応じた手入れ方法の選択」といった意味で用いられることの多い表現であり、「老化に抗する」ニュアンスよりは「年相応を受け入れる(その上で美容に気を配る)」というニュアンスで用いられやすい表現といえる。

健康用語の基礎知識からの一部抜粋

ホルモン作用・抗酸化作用・免疫調節作用を持つ機能性食品を用いた栄養指導や、筋力・有酸素トレーニングなどの運動指導、意欲向上や心身ストレスからの解放を目指した精神療法、ホルモン補充といった薬物療法がアンチエイジングには有効といわれていますが、その実証は今後の課題です。

引用元:Weblio(https://www.weblio.jp/content/アンチエイジング)

食事も含めた栄養摂取に運動やメンタルケア、さらにホルモンバランスなども関係するということが読み取れます。

若見えと若作りとはどう違う?

美容・健康商品のコマーシャルなどで「若見え」というフレーズがよく使われます。文字通り「若く見える」という意味合いになりますが、商品PRで使われるだけに、ポジティブな表現と認知されているといえ、「実年齢よりも実際、若く見える」というニュアンスを含んでいます。
一方、「若作り」という言葉にはネガティブなニュアンスがあります。「若く見えるようなファッションやメイクなのに若く見えない」といった方が意図にマッチするのではないでしょうか。
アンチエイジングの取り組みという意味では、「若見え」こそ目指すべき方向性といえそうです。

日本の平均寿命、2019年と2065年でどう変わる?

内閣府が公表した「令和3年版高齢社会白書」には、日本における平均寿命が記載されています。「令和2年度 高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況」というPDF資料の6ページ目から、将来の平均寿命に関する現状と将来推計を見てみましょう。
令和元年(2019年)現在で男性は81.41年、女性は87.45年。これが令和47年(2065年)の将来予測になると男性は84.95年、女性は91.35年。推計値を見ると、女性の平均寿命は令和32年(2050年)段階で90.40年と90歳を超える平均寿命になるとされています。

一方、昭和35年(1960年)の平均寿命は男性65.32年、女性70.19年。2065年までの105年間で平均寿命はそれぞれ19.63年・21.16年と、20年前後平均寿命が延びることなります。

参照元:内閣府|令和3年版高齢社会白書(全体版)(PDF版)(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2021/zenbun/03pdf_index.html)

Posted by Yoshita